夏のクラフト 作品紹介その1
「ぶつからない車」と「ぶつかる車」
誰でもがぶつからない車の方がいいと思うよね。
写真の車は「赤外線センサー」の感度を調整して障害物までの距離を変えることができます。
ぶつかりそうでぶつからないギリギリで止めるのもちょっと面白いけど、
安全な距離で止まる方がいいかも。と、思ってセンサーを調整すると
ほとんど動かない車になってしまいます。
センサーの働きを知るとてもいい教材になります。
壁の色を、「黒」「しろ」「アルミ」にすると止まるまでの距離が変わります。
自由研究に、もってこいです。
さて、もうひとつの「ぶつかる車」ですが、これはただぶつかるだけではありません。
車の上の方に長い棒がついています。実は車がぶつかるのではなくこの棒が壁にぶつかります。
そして、棒がぶつかって押し戻されると、車は来た道をまた戻っていきます。
子どもたちに見てもらったところ、楽しいアイデアがいくつか出て来ました。
「テーブルの上で荷物を運ぶ車。荷物を載せるところを作ろう。」
「お掃除する車。ブラシや小さなモップをつけよう。」
君ならどんな風にするかな?
こんな作品に取り組めるのも夏休みの醍醐味です。
興味のある方は挑戦してください。これは「ぶつからないロボット」です。